こんにちは。高木あすかです。
濃い一日を過ごしたので連続更新です。
手ぐろめ体験した後、京都芸術大学ギャラリー・アクアで行われている「漆・うるわしの饗宴展」の2時からのアーティストトークを聞きに行きました。
すでに作品は東京の会期中に見ていたのですが、東京よりも会場が広く余裕があり、光も調節できるからか、また見栄えが違いました。東京での展示ではなかった、震災に向けての小さな壁掛けのパネル作品もあって、小さいのですがそれぞれ作家さんの味がわかって面白かったです。
この展覧会は国をまたいだ東西の女性漆作家が集められ、それぞれ環境や情勢の異なる国に生きる作家が漆をどうとらえ、この時代をどう見つめているのか、新しい漆表現の挑戦と交錯を試みる取り組みとなっています。
ひとつひとつのクオリティがとても高く、形もそれぞれのこだわりと、よく知られている漆のツヤツヤな作品や蒔絵以外にも漆の特徴を活かした様々な表現方法があってとても見ごたえがありました。緊張感のある作品もありましたし、まったく過程がわからない、新しい表現の作品もあって、漆の底知れない可能性を感じました。そして、女性ならではのかわいらしさも兼ねそろえた、近づきやすい展覧会だと思います。
この展覧会は漆については食器などにしかイメージのない方や、まったく漆について知らない方々に見ていただきたい作品展です。入場は無料ですし、大きいですけど、大きすぎない会場なので、見に行って損はありません!!ぜひ、京都観光がてら、ギャラリーめぐりがてら、行ってきてください!
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