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2017年

9月

15日

新作製作中

新作を制作しています。

今回は糸を使っているのですが、これまでのレース編みで形を作るのではない方法で制作しています。あと糸を固めるのにFRP樹脂を使用して、漆を塗装として扱うことに、ただの素材としてではなく、そこに意味を持たせようとしています。

また展示する機会を設けるので、期待して待っていてくださると幸いです。

 

ここには糸のプロトタイプとスタイロホームの原型とCADデータから3Dプリントで作ったマケットを置いておきます。

2017年

6月

04日

博士論文発表/審査の日取りが決まりました!

 昨年博士課程に入学し、初めの方、右往左往していた論文の内容ですが、考え方を整理してもらったり、批判をしていただいて、自分の考えの強度をつけるために勉強したり、色んな人たちのおかげさまがあって、まとまっていきました。

 7月に1回目の論文発表/審査の日取りが決まり、いよいよです。(とか言いながら最近めっちゃ風邪ひいて数日寝込みました。)

 ただいまプレゼン用資料と粗い論文を整えているところですが、ここでその研究に関する内容で、色んな人と話していて出たお話をひとつ。

 

 人工知能の発達した未来について話していて、人間の方が得意で、人工知能に不得手なことは何かを予想した上での表現を考えていたところに、高校生に色について教えてる内容の中で、「なぜ昼間の空は青いのに、夕方の空は赤いのか?」というのをやっていて、その理由を解説していた時、これはただの知識でしかないなぁと思いました。

 それは人工知能が得意とするところであり、その事実に対して想像力(創造力)を働かして、魅力的なイメージを持たすのが人間の得意とするところなのではないかという話ができました。

 

そして、この話をしていて姉が先日の私のwsで素敵な文を書いてくれていたので紹介しておきます。

  

 

  −空が青いのは・・・

       −夕陽が赤いのは・・・

       −空に星が輝くのは・・・

  

       答えを沢山つくると

       いつも特別な日

 

 

沢山の答えの一つとして論文頑張ります^^

 

2017年

5月

24日

SICF17 受賞者展とワークショップ

SICF17受賞者展のレポとワークショップのレポです。

 

 展示の方は、内容は昨年9月のギャラリー恵風で行なったものと同じなのですが、少し見た目を改良して展示いたしました。

昨年の展示では四角い形のワタの天蓋を展示していたのですが、あれはワタの種をイメージしていたので、やはり丸いのがいいなと思い、なんとか円形の筒状に持ってこれました!天井も高く、圧迫感もそれほどない状態で展示ができたので大変良かったです。

内側に写る影も円形のおかげで綺麗に見ている人たちを包む形になりました。中にゆっくり滞在してくださる方もいて大変嬉しかったです。

今回は見ていただいてる方にゆっくり自由に感じてイマジネーションを膨らましていただきたかったので、作品についての解説を大分控え目にしていました。

何かを感じたり、想像したりしていただけていると幸いです。

 

 あとスパイラルという色々な方が来てくださる場所のおかげで、新しい出会いもあり、大変楽しく過ごさせていただきました。やはりたくさんの方に見ていただき、イメージしたり、楽しんだりしてもらいたいなぁ。という気持ちがさらに強まりました。

 

 ワークショップの方ですが、小さいお子様から大人の方まで幅広い層にご参加いただき、私についても知っていただきましたし、漆についても知っていただきました。そこから内容についてなのですが、「10000年経っても腐らない手紙」というタイトルで、漆を染み込ませた10000年経っても残る紙に文字を書くのですが、10000年後の自分が確実に生きておらず、予想もつかない時代のことを考え、文字を残すということに、色々な考えをめぐらして頂けたかと思います。平安時代の日記のようなものでも重要な史書として扱われてるので、もしかしたらみなさんの何気無く書かれたものも、残っていれば重要な扱いを受けているかもしれません。文字も果たして使われているのか、紙も存在しているのだろうか。とイメージしてもらうことがこのワークショップの目的でした。

 作業としては文字を書くだけなのですが、みなさんの中のイメージを聞いているのが楽しかったです。時間の関係上深くディスカッションできなかったのが悔やまれます。家に届いた作品を見て、また思いを馳せて頂ければと思います。

2016年

10月

23日

“視覚を通して”見えないものを見る力

私は菅木志雄さんの作品が好きです。

菅さんはモノ派の代表的な方で、石などの自然物や鉄板、ロープなどのモノをただ配置している作品を作っています。

ある一定のルールは感じますが本当にただ“いい感じ”に配置しているだけです。その“いい感じ”が好きです。

 

なぜなのかは実は前にも書いたのですが、想像する余裕があるから。その想像して見ることでその一つの作品からたくさんのモノを見ることができるところがいいなと思います。そのことで、ただ作品を見せるもの、見るものでなく、作者とのコミュニケーションを感じました。

そのことから見ることに「意識をさせる」ことに興味が湧きました。

「視覚を通して見えないものを見る」という言葉は高松次郎さんの本からの抜粋ですが、まずそこには視覚があるところがポイントだと思います。視覚させるものは作品であり、そこから自身の内面に問いかけることで、見えないものが見ることができる。作品は何かに気づくきっかけのためのものであり、作者の心ではあるが、鑑賞者をうつす鏡でもあると思います。

そのように見ることで、作品の幅は広がり、鑑賞者自身を広げることになると思います。自分の世界が豊かになるという事はこのことだと思います。

 

そして美術講師をしているので、将来美術に関わることがなかったとしても、このことは自分を育てていく中でより豊かに世界を見ることができることだと思い、どうやったらそれが伝わるのだろうと考えていました。

私はずっと美術畑にいましたが、どうやったらうまくなるのかと表面上のことばかり考えていたので、テクニックは教えられるけれど、見方をどう伝えたらいいかわからなかったのです。ただ教えるのではなく、気づく体験をして欲しいと思うので言葉で説明もしたくありませんでした。

 

そのように思っている時に京造の学生から「鑑賞会」というものがあることを聞きました。アートプロデュース学科(ASP)で一回生の必修の授業として行われているArt comunication produce(ACOP)というものでした。アートプロデュースというので私はてっきりキュレーターなどを育てる学科かと思っていたのですが、聞いてみると「見る力」を鍛えているということで、興味が湧きました。そして最初の説明会にて学科長の副のり子先生からの講習を受けました。その講習での内容はまさに私が感じていたことだったので言語化が苦手な私にとって大変学びになりました。

 

次から1回生がナビゲーターをする鑑賞会が行われるのですが、すごく楽しみです。説明会の時に前に立って軽い自己紹介をしてくれていましたが、慣れないけれど頑張っている姿に何故か泣けました。講師やスタッフの方と学生のまとっている空気がとても良かったので、真剣に向き合ってる学科なんだろうなぁと思いました。その分学生が気負ってる感じがしたのでこちらはリラックスした空気を出してフォロワーになろうと思います。あともし仲良くなれたら、何か還元できればなぁと思います。

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2016年

10月

16日

忘れてた大事なことを思い出した。

茨城県北芸術祭に行ってきました!

最近芸術祭とかトリエンナーレとか瀬戸芸みたいなのが多くなってきたなぁ。どうなんかなぁ。と思いながらも期待して行ったのですが、期待以上でした!

レンタカーを借り、「山か、海か」というキャッチフレーズから「断然山でしょ!(言うて海も好き)」ということで、山コースを選択!最近気になっている落合陽一さんの展示もあるというのもありました。

 

スタートはモデルコースを参考に常陸太田駅から!まず常陸(ひたち)という文字が読めなくてナビ設定に苦戦^^

駅に着いたのが11時すぎぐらいで、モデルコースタイムより遅かったので行きたい所を中心にするため近場(鯨ヶ丘地域)を飛ばしました。

 

まず最初は旧常陸太田市自然休養村管理センターへ。

前に見たいと思いながら見れなかった石田尚志さんのアニメーションによるインスタレーションがあり、他には最先端であるバイオアートがまとめられている展示場所でした。

聞いてて興味があったバイオアート。微生物などの見えないけれど確実に存在しうごめいている存在を想像するの、好きです…

そこで出会った「空白のプロジェクト#3‐大宇宙の片隅」が一番気に入りました。パッと見、苔玉が数点床に配置してあるだけの作品で、最初見たとき苔玉転がしただけでよくわからないなぁと見ていました。キャプションに解説があり、そこには「・・・砂や土に棲息する微生物で発電する微生物燃料電池(MFC)に出会いました。・・・苔玉が生む電気で気配を成立させる目標のため、発電とエネルギーの体験方法を試行錯誤していきます。会期中、苔から生まれたエネルギーで苔玉が歌い踊り出すかもしれません。」と書かれており、「???」が浮かび続け、何なんだろうなぁ?と見ていたら衝撃的な展開に思わず声を上げてしまいました。これ以上書くとネタバレになってしまうので、ぜひ生でご鑑賞ください!

あと「ハッカソン」という方法で集結したデザイナーや建築家によるチームの「ヴァイド・インフラ」という作品は社会貢献力あるなぁと思いました。映像作品がちょうどいいくらいの長さで音楽もはじけた感じで格好よく、良かったです。

 

そしてお目当てがいる、旧美和中学校へ。

美和中学校は常陸大宮コースに属していて、車で常陸太田市から1時間ほどのところでした。途中道が一方通行なんじゃないかと戸惑うぐらい細い道を通り、なのに交通量が多く、運転技術を向上させてくれました・・・。

作品は科学技術とアートの融合によるリアルとヴァーチャルのメディアアート系が集まっていました。

落合さんの「魔法の世紀」を読んでいる中に登場するコロイドディスプレイやシャボン玉にフラッシュライトをいろんなリズムで当てて見え方の変わる作品が展示してありました。実際に見ると本の内容がよりわかりやすかったです。これで一個上の年齢か・・・。正直本に書いてる内容は半分も理解できません。言ってることはわかるのですが、実際にやってみないと理解できたとは言い難いなと思っています。(わかるっちゃ分かるんですよちゃんと…)

あと「大地の星座-いばらきけんぽく座-」が面白かったです。“金網を張った三面で構成される立体物が衛生から写真を撮ると光って撮れる”ということから茨城県北芸術祭の中心になる場所で有志者を募り、どこが一番光るかを競って、地上の星座を作るプロジェクトでした。何故かはわかりませんが、すごいわくわくする楽しそうなプロジェクトだなぁと思いました。展示室にはJAXAが協力して衛生から撮影された、「いばらきけんぽく座」が光っていました。

 

以上でもう帰らなければならない時刻になってしまい、これらしか見れなかったのですが、言っていたのに大事なことを忘れていたのを思い出しました。

 

コンセプトを基本にメディアアートやバイオアート、流行っているし、見たことがない最新技術で私も嫉妬するぐらい注目されているのですが、これらの技術によるアートはこれから誰にでもお手軽にできるようになるものです。今はまだ専門でないと難しい段階ですが、AIの普及が思っている以上に早くなっている中、いろんなことが簡単に早くできる世の中になってくるだろうと推測します。そうなった時、誰にでもできるアートに価値があるのだろうか?と思います。“誰にでもできる”のはいいことです。1から2、3はすぐ出来上がるでしょう。でもそれらは1-2、1-3でしかありません。

コンセプトがしっかり詰められていれば技術がそこそこでも、既製品でも評価されてきました。でもこれからは技術もAIがやってくれるようになり、一定のクオリティまでは引き上げられるようになります。それが当たり前になってきます。

発想があれば誰でもできるものでも、その発想が面白かったり、それを魅せるための気遣いが私は好きですが、少し危険な匂いもするなぁと思っています。

アナログが絶対良いとは思いませんが、アナログで行ってきたことのように、繰り返し何度も実験を行い失敗しながらもより良いほうに持っていく力が必要になってくるのではないかと思います。与えられたものからはみ出る力や、自分で試行錯誤して手に入れることの経験。それらがあってこその技術の活用の方が厚みが出るように思います。

これは何の根拠もなく、ただ感じていた事柄ですが…。

 

もう一つ、これからのことを考えたときに、大事になるのではないかと思ったのは、作り手の感性だけではなく、観る側の感性、鑑賞力があると、多様化し飽和してきたとしても、まだ面白いことを増やせるのではないかと思いました。

 

その鑑賞力がどういうものかについては面白い会にも参加してきたので、次のブログの方で詳しく書きたいと思います。

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2016年

10月

04日

「やさしくひきたてる」盛況ののち終了しました!

高木あすか個展「やさしくひきたてる」終了いたしました!
ご高覧いただきありがとうございました!

今回は扱った事のない素材を使ったりして、色んな方にお世話になったのですが、自分がやりたい事をするにはもっと頼らないと難しいんだなぁと思いました。
あと他にも色々考える事があり、ここからもう一度踏ん張って組み立てていこうと思います。

 

みなさんのお時間頂きありがとうございました!またよければ宜しくお願い致します!

あと、いつも差し入れをくださり、ありがとうございます!

今回は大学のバレー部で今はお花屋さんをされているOBさんにとっても格好いいお花をいただきました!いつもSNSにあげてらっしゃって、格好いいなぁと思っていたので嬉しい~!

お菓子とかも本当有り難い…!会期中は学校の仕事や在廊で何も食べる暇がなくいただくお菓子などに救われています!

 

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2016年

8月

19日

個展の準備の夏

8月もそろそろ終わりですね。
皆さまお元気ですか?

私は毎年9月末頃に個展を控えているので、この時期アワアワ言うとりますが、今回初めて使う素材が多くて色んな人にお世話になってます。
不安なところもありますが、実験をしながらワクワク楽しいです♪

 

あと今年は遊びにも行ってみました。
初サーフィンをしに行くことになって、スケボーを借りて練習してみました。
最初は乗るのも安定しなかったのですが、スマフォを見ながらやってたら(ポケモンgoをやってた訳ではない)乗れました。
感覚で乗った感じで、身体の無意識みたいなもんを感じて
「これいつか作品にできそうだなぁ〜」とかムニャムニャやってます。

今は引きこもって制作に励んでます。皆さまも残りの夏を楽しんでください^^

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2016年

5月

15日

久しぶりの鑑賞の時間

久しぶりに鑑賞の時間を設けられました~!

ここんところやることがそれなりにあって、なかなか1日使って(といっても午前中は仕事だったけど)展示を見て回ることができなかったので。

 

最初は京芸が移転予定地の元崇仁小学校で行われている「巨大あやとりの発表会」を見に行きました。「人間あやとり」という名前で存在は知っていて、私も授業でやりたいと思っていたので、どんなもんかのリサーチ含め。

3階からグランドを見下ろす形になっていて、巨大なあやとりを行う過程がよく伺えました。行う人も担当する指で色分けされていて、かわいらしくわかりやすかったです。

3階ではあやとりのレクチャーや発祥、伝承の経緯の紹介がありました。スタッフがコミュニケーションをとりながら場を盛り上げていました。

実際に巨大あやとりを一緒につくるワークショップもあればもっと参加者に意味ができると思いましたが、そうなると人数やら予約やらをまとめなきゃいけないので、無理が出るのでしょう。

私の授業では人数が決まってるので、そういうの踏まえて教えることができたらいいかなぁと思うのでした。

あと、なぜ、京芸の移転地区でやられているのかも意味があって、それが次見に行ったギャラリー@KCUAでやられているstillmovingにつながります。

「stillmoving」は昨年から行われている展示で、京芸が移転するにあたって、その地域を活性化させようという計画も含まれた企画になっており、先ほどご紹介した通り、元崇仁小学校で京芸生がイベントを行ったり、「stillmoving」というテーマで展示を行っています。

昨年のstillmovingもすごく面白かったですが、今回のは興味深かったです。

入口に入って、いつもの展示の順路ではなく、受付の裏側や倉庫に通されて、裏側の様子の中にひっそりと作品が置かれていました。展示品なのか、置かれているだけなのか、作品ではないものも作品に思えたり、曖昧な感じが面白かったです。(でも作品はわかりやすかったから導入として優しかった)

今回は、移転の途中ということで、「途中」「完全ではない」ような形で、展示台や梱包材も展示されていました。

最近、作品として完結されていないように見える作品に興味があったので、とても楽しめました。作品として未完成に感じるものや、曖昧なものは、見ている人を不快、あるいは不安に感じさせたりすると思うのですが、完成されてないからこそ、終わっていなくて、考えるスキがあるように思っていて、自己完結してそれを見せつけるのではなく、人に見てもらって一緒に考える、創造するようなコミュニケーションが取れるのではないかと思っています。完成された作品でも、自己の経験から何かを思い出したり想像したりすることももちろんあるとは思うのですが、未完成(というのも語弊がありますが。。。)だからこそ、多岐にわたるそれぞれ鑑賞者の可能性があるのではないかと思います。作品、あるいは展示は何かを感じ取る、考える、のきっかけとしての仕掛けであり、それとしては完成されているものであるといった感じだと思います。曖昧^^

 

でもこれは「意味が分からない」と切り捨てられやすいと思いますし、私は人の目が気になりますし、自分で1から作っていないものに対してそれは自分の作品といえるのかという疑問も抱えてきたので、こんな展示恐ろしくてできないなと思いながらも憧れを感じています。し、よくよく思い出せば昔こういうのやってた。。。という根本的なものがあって、なんとも最近はよく悩んでいます。^^;

自分が1から考えて”ちゃんとした形”を作りたいと思っていたので漆工に進んだというものもありました。でも興味を持ったり、好きになる作品は全然違っていて、まったくもって自分自身が理解できていません^^なのでその自分自身にもう一度焦点を合わせていきたいなぁと今は活動中です。そして今までそれをやりたくなくて逃げてきたという自覚もあります。いつかはやらないとと思っていたのでしょうがなくやりますね。

そして最後に大阪の中之島デザインミュージアムで行われていたNOSTRESSというイベントに参加しました。写真で様子を見ていたところ、雰囲気が自分の作品と似ていたところもあって、興味があり、行ってきました。植物と写真で空間がつくってあり、DJが音楽を鳴らして、いわゆるクラブっていう雰囲気な感じ。クラブに参加したこともないし、昔の漫画でしか知らなかったので興味深かったです。夜も遅くなかったし、関係者が多いせいか、健康的な感じでした。一人だったので女の子に声をかけてみましたが、なかなかうまくいきませんでした。営業じゃない(目的のない)ナンパって難しいですね。次はうまいことできるといいなと思いながら用事があったので後ろ髪をひかれながら退出。

 

この日は予想以上に時間もかかってとっても疲れましたけど、久しぶりに動けたなぁとも思います。5月6月はこういう時間を取りたいと思っているんですけど、家でやることもあって、意外とあくせくしています^^でも楽しいのでうだうだ言いながら頑張りまーす!

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2016年

5月

05日

SICF17 準グランプリ 受賞いたしました!

【 SICF17 準グランプリ 受賞いたしました! 】
SICFとは5月1日から4日までA日程、B日程と分けて開催されていた次代を担うクリエーターの発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバルです。
公募によって選出された、様々な表現の若手クリエーター100組から、有り難いことに ” 準グランプリ ” をいただきました。
皆様のおかげです!ありがとうございます!
会期中、作品に興味を持っていただき、その方たちの心を少しでも動かせたことが、とてもうれしく感じておりました。
また、他の作家さんの素晴らしい表現に、私も胸を打たれ、充実したGWを送ることができました。
そしてさらには、このような賞を頂けて、大変驚きと喜びと感謝でもう、ない胸がいっぱいです!
しかし、二日間と、朝から搬入、次の日の夜に搬出というスケジュールの中、色々反省する部分があります。もっとできたはずと思うので、もっと頑張りたいです。
とりあえず、今後、決まっている予定としては9月末の個展のみなので、調べたいことや見たいものと、たくさんインプットの時間を取りたいと思います。
良い出会いもたくさんあったので、本当に楽しかった2日間でした!
ご来場いただきました皆さま、いつも支えてくださっている方々、これからもナンとかカンとかやるので、よろしくお願いいたします!

 

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2016年

4月

26日

余談

【余談】
実は今日ウェスティンの方に搬入をしてきたのですが、なんとそこで中学の時の同級生が働いてました!
まさか同級生が働いてるところで偶然展示することがあるとは…!
卒業式以来の再会で、驚きと喜びでものすごいハッピーな気持ちになれました~!!
写真撮るの忘れてしまった…英語ペラペラでお仕事されてました。すごいなぁ。

 

搬入のあとホテルの方にイチゴのシフォンケーキとお紅茶をいただきました。ありがたき幸せ。朝から水を飲めていなかったのでワイングラスに入った水をごくごく。ケーキがホールケーキ並み。甘いものしみる。

でも今回はいつも以上に無茶してしまって「ううう」とうなってるのでもっとうまくいく方法をしっかり考えてやらんと。と思うのでした。落ち着け自分。

 

次は東京・スパイラルで行われるSICFにての展示の準備です!!
うう~!!よろしくお願いします~!!

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2016年

4月

26日

「森器」 ウェスティンホテル大阪・ロビーにて

【 展示のお知らせ 】

今日から始まりました。
ウェスティンホテル大阪での展示です。

 

 

「森の器」

木が集まり、森になり、連なって山になる。

山を越え、森を抜けたら遠くにも山が見える。

それは入れ物となって私たちを囲っているのだ。

 

 

2016年4月27日(水)~5月6日(金)
ウェスティンホテル大阪ロビー
入場無料。宿泊客でなくともご覧いただけます。
‪#‎ArtMachi散歩‬

今回は別の展示もあって、こちらに常駐できませんが、お近くにいらしたときはぜひのぞいてください。

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2016年

4月

08日

新年度の報告

【 ご  報  告 】
このたび、京都市立芸術大学美術研究科博士課程漆工領域 に入学いたしました。
お世話になった方々に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。気持ちの借金返せるよう頑張ります。
研究内容については、色々考えていて、まだまとめ切れておらず、ここではちゃんと書けませんが、とりあえず言えるのは 「作品の裏づけのための論文にはならないのかなぁ。」です。
近未来の経済に対するモノづくりのウンヌンカンヌンを考えています。
自分のためでもあり、これからの後世の助けになるようなものが書きたいです。
色々なジレンマに苛まれています。一直線に事が進められません。割り切って割り切って最後にそれらを繋ぐことができればと思います。(でも本当はジレンマと一緒になんとかしたい。)
ここまで読んで頂いて、「こんなんで論文大丈夫?」ってお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫ではありません。
なので、何とかなるよう、できることを何とかやりつくしたいと思います。
どうかご鞭撻をよろしくお願いいたします。
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2016年

3月

03日

そういえばこちらでは新年のあいさつをしていなかったなぁと思いますが、1月に身内の不幸もあったので今回はこのまま控えます。しかももう3月ですしね。

 

只今東京の青山にあるモルゲンロートというギャラリーで春をテーマにした3人展の展示をしています。髙島屋で展示していたものが主ですが、また雰囲気が変わって春らしさがぐっと出た展示になっています。ほかのお二人の作品もかわいらしくて搬入が楽しかったです。

そして、ほかのお二人の作品の値段を比べると私のものは漆なのに大分リーゾナブルな価格設定になっていて、自分の身を案じました…。みなさん今が買い時ですよ…。

結構珍しがってもらえるので、持って帰ってもらえると幸いです。

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2015年

12月

29日

BAR NELLIEにての展示盛況ののち終了いたしました。

2015年12月25日で、BAR NELLIE にての展示おかげさまで盛況ののち、無事終了いたしました。
お越しいただいた皆様、気にかけてくださった皆様、各お力をお貸し頂いた方々、ありがとうございました。

 

NELLIEではギャラリーとは仕様の違う中で、もどかしい部分もありましたし、とてもハッピーな気持ちにしてもらったりと、目まぐるしい一期一会の世界でした。ここでは絶対1点も売れないだろうと覚悟して挑んだのですが、3点もご購入いただきました。本当にありがとうございます。

 

あと、このお話をいただいたのが、展示の1か月前で、その前に12月にタカシマヤの方の展示も決まっており、同じ時期に二つ展示するのは初めての経験でしたが、なんとか無事どちらも展示できました。...
自分の可能性も見えましたし、同時並行でもお誘いがあったらできるように常に準備しておくのも、作家にとって大切なんだと思いました。

 

会場風景の写真をまとめてEXHIBITIONのほうにあげております。

 

東京・日本橋髙島屋のほうの展示は2016年の1月26日まで開催しております。ぜひお近くに行かれる方はお立ち寄りくださいませ~^^

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2015年

12月

22日

Barでの展示も残りわずか!

いよいよ今週末がクリスマスですね♪
そして私の展示も25日までです。土日に行ってもありませんよ?

 

梅田スカイビルの下ではドイツのクリスマスマーケットが開催されており、キラキラしていてクリスマスムード満点です♪

そしてスカイビル屋上からは夜景も見れる!素敵♡

 

そしてそして 、

bar Nellie にくれば、大人の落ち着いた雰囲気の中で、心地の良い音楽を聴きながら、今しかない私の作品を鑑賞

 

という大変この日この時だけの特別な日を演出いたしております。

ご家族や、友人とカップル、そしておひとりでも、あなたの素敵な1日を過ごす、お手伝いをさせてください^^♪

 

私は作品の紹介のために

23日14:30‐23:00、24、25日12:30‐23:00

にいます!

 

 

話は変わりますが、実は日曜日にハッピーな出会いがありました!^^
お客様とお話していて、やはりギャラリーにくるお客様とはちがって見に来てるわけではないので、(そこが良いところでもあるのですが。)色んな方々がいる中、なかなか思ってる事を伝えきれず、もどかしい思いをして過ごしておりました。...

けれど、その中でも心のどこかにひっかかって見てくれる方がいらっしゃって、沢山お話をすることができました^^♪

次また会えるかもわからない、芳名帳に名前を書くこともしない、本当に一期一会の空間で、ハッピーラッキーマジ宇宙を味わっております!

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